ルパン三世テレビスペシャル第26弾となる「ルパン三世グッバイ・パートナー」6年ぶりのオリジナル完全最新作、初公開!今回狙うお宝は、海底に隠された「タイムクリスタル」と「スーパー量子コンピューター・エミルカ」。
“タイム”クリスタルという名前から「タイムスリップ」「時間操作」の線が有力視されていますが、過去作品ですでにタイムスリップ作品があったので、今回は時間操作が有力とmovi的には思っています!
さて、一体どのような作品になっているのでしょうか!レビューと簡単あらすじ、公開直後の徹底解説を是非ご覧ください!
※徹底解説では始まりから終わりまでの全ストーリーを解説する為ネタバレ注意です!
キャスト紹介
<監督> 川越淳
<脚本> 秦建日子
<音楽> 大野雄二
<ルパン三世> 栗田貫一
<次元大介> 小林清志
<石川五ェ門> 浪川大輔
<峰不二子> 沢城みゆき
<銭形警部> 山寺宏一
<ライリー> 内野恵理子
<エミルカ> 内田莉紗
<ショパン> 内田夕夜
<ロイ・フォレスト> 諏訪部順一
<アリサ> 寿美菜子
<ノーマン> 小山剛志
<カトー> 上田燿司
<カミーユ> 佐々木省三
<大統領> 塩田朋子
簡単なあらすじ
ホテルで盗みを働いたルパンだったが、銭形が今までルパンを助けていたと狂暴の疑いで逮捕される。それを次元に渡された新聞で知ったルパン。
報道番組の収録中、キャスターが「銭形のように共謀者を使うなど小細工を使わなければただのコソ泥」と言い放ったと同時にルパンがビデオ通話で登場。
ルパンは自分の汚名を返上するために、海底に隠されたタイムクリスタルを盗む事となる。
※続きは下の徹底解説で!
レビュー

ところどころのシーンでフルCGを採用し、滑らかなアニメ描写が盛り込まれている。これはこれで新鮮ですが、古いルパン作品が好きな方からしたら少し違和感を感じるかもしれません。
ストーリー構成は2時間という時間のなかでも濃く仕上がっていてとても見ごたえがありました。ストーリー展開が少し早いので集中見たいですね。ちょっとコーヒー、と少し目を離したら置いて行かれそうな感じでした(笑)
小ネタですが、今回の作中で五右衛門の「久しぶりに切り甲斐のあるものを切ってしまった」が聞けます!
あらすじ徹底解説!
ホテルでお宝を盗んだルパン一味。その裏で銭形は、今までルパンを助けていたとして、共謀罪で逮捕される。それと同時に陰謀を企むロイにより、ピアノコンクールで優勝した少女アリサが誘拐される。
その頃バカンスを楽しんでいたルパンだったが、そこへ買い物へ出かけていた次元が戻る。横たわるルパンの背後から銃を頭に突きつける次元。ルパンは銃を突き付けている者が次元であることを足音で当て、銃がマグナムではない理由を聞く。
次元はマグナムをメンテナンスに出していると言い、「お土産」と「ジッポライター」と「新聞」をルパンに渡した。そして、ルパンが左胸ポケットにジッポライターを入れるのを見つめながら新聞を見るように言う。ルパンはそこで始めて銭形が逮捕されたことを知ることとなる。
報道番組の収録中、キャスターが「銭形のように共謀者を使うなどの小細工を使わなければルパンはただのコソ泥だ」と言い放ったと同時にルパンがビデオ通話で登場。
ルパンは自分の汚名を返上するために、海底に隠された”タイムクリスタル”を盗む事となる。ルパンいわく、”タイムクリスタル”は”スーパー量子コンピューター”を起動するカギである。そしてスーパー量子コンピューターが起動された場合、ネットワークは一瞬でハッキングされ世界に混乱をもたらすと解説する。
早速ルパンは銭形が逮捕されたホテルに次元を向かわせ、ホテルのオーナーを尋問するように指令を出す。その間ルパンは五右衛門と共に”タイムクリスタル”が隠されるだろう海底へと向かった。
いつも通り詰めの甘い怪盗激で”タイムクリスタル”を手に入れたルパンと五右衛門だったが、警備員に阻まれる。共に行動していた五右衛門がその場をしのぎ、二人は地上へと無事脱出。
役目を終えた次元とルパン・五右衛門が合流しする。しかし、次元はいきなり五右衛門を狙撃。斬鉄剣で銃弾を防いだ五右衛門だったが、防いだ弾丸の中には催眠ガスが仕込まれていた。
その場に倒れた五右衛門の横で、次元に銃を構えるルパン。「裏切ることがどういう事なのか分かっているのか」と次元に問いかけるルパンに対して、次元は「お宝を独り占めしたくなった」と返しルパンの左胸を狙撃し射殺する。
“タイムクリスタル”を強奪した次元は、”スーパー量子コンピューター”を利用し金儲けを企んでいたロイのもとへ向かった。
ロイはすでに”スーパー量子コンピューター”を手中に収めていたが、それを起動する為には、カギとなる”タイムクリスタル”と”ショパンのワルツ64-2″を完璧に弾けるアリサが必要だった。
ロイとアリサが潜む”スーパー量子コンピューター”室に着いた次元は、ルパンを始末したことを報告し、”タイムクリスタル”を渡す。そして、ロイと共にいたアリサを見て、昔妊娠がきっかけで別れた恋人に容姿が重なることから自分の子だと悟る。
一方でロイは”スーパー量子コンピューター”を起動しようと”タイムクリスタル”をセットし、パスコードであるピアノの鍵盤を鳴らすがエラー。
次元が強奪した”タイムクリスタル”は、ルパンがすり替えた偽物だった。本物を探すように命令を受けた次元は、本物の”タイムクリスタル”が隠されているであろうルパンのアジトへと向かった。
アジトへと着いた次元は奥の部屋へと向かう。しかし部屋の中から死んだはずのルパンの声が聞こえてきた。次元はドアを突き破りルパンを仕留めようとするが、そこにあったのは一台のカメラ。
カメラ越しから次元へと言葉を投げかけるルパン。
ルパンが狙撃された時、弾丸は左胸ポケットに入れていたジッポライターに直撃、ルパンは一命を取り留めていた。牢獄へ投獄されていたルパンだったが五右衛門の助けにより脱出。同時に同じ刑務所だった銭形も助け出し、事情を説明。
銭形・ルパン・五右衛門で刑務所を無事脱出する。そして、ジッポライターにめり込む弾丸の素材と次元が使っていた銃の特徴と警察のデータベースの情報を照らし合わせ、ロイが主犯格であることを特定する。
主犯格が分かったルパンは、五右衛門と共にロイのもとに向かった。ロイと対面したルパンだったが、アリサの首に付けられた爆弾を見せられ身動きが取れない状態に。そこへ次元が戻り、ルパンに銃を向ける。
しかし、ルパンは次元に「今度は外すな、しっかりと狙って左胸を打て」という。その言葉通り左胸を打った次元。次元の放った弾丸がルパンの左胸に隠していた金属に跳ね返り、爆弾のスイッチを破壊。
居合わせた五右衛門にの手で爆弾は取り外され、アリサは解放される。スイッチが破壊されると同時に伏せ込んだロイだったが、影武者であったことに気づく。同時に本物のロイからルパンに連絡があり、本物の”タイムクリスタル”で”スーパー量子コンピューター”を起動しなければ屋敷事爆破すると脅される。
為す術なく、”スーパー量子コンピューター”を起動するものの、ロイにより権限を奪われる。起動した”スーパー量子コンピューター・エミルカ”を手中に収めたロイは世界中のネットワークをハッキングし、世界は大混乱へと向かう。
しかし、”エミルカ”にはバックドアが存在することを突き止める。そしてバックドアからのアクセスを成功させたルパンたちは、同時に権限を取り戻すことに成功した。ルパンたちはロイが搭乗していた飛行機をハッキングし、制御不能に。
飛行機から逃れたロイの捜索をするようにエミルカに指令を出すが、”エミルカ”が突然暴走。完全に自立し、ルパンたちを殺そうとする。
“エミルカ”がショパンの妹である可能性を指摘したアリサの案により、無事逃げ出すことに成功したルパン達。
暴走を続けていた”エミルカ”は徐々に回復。独自のネットワークから、貧困地へ援助や、経済の復旧などを行った後、”スーパー量子コンピューター”内から姿を消し、別サーバーへの移動の形跡が確認された。
そして、五右衛門によって”スーパー量子コンピューター”と”タイムクリスタル”はバラバラにされる。このシーンで五右衛門の「久方ぶりに、切り甲斐のあるものを切ってしまった」という幻の言葉が聞ける。
すべてが終わり、ルパン・五右衛門・次元の三人が顔を合わせる。ルパンと五右衛門は次元を許し、それぞれ帰路へと向かう。
許された次元は、娘と自分を利用したロイの居場所を突き止め、射殺しエンディングに入る。
あとがき
ルパン三世グッバイパートナーはいかがだったでしょうか。6年ぶりのオリジナル新作初公開ということで、久しぶりのオリジナル作品を観れました。moviはずっと興奮しながら見入っていました。
余談はここまでにして、もしこの記事がお役に泣てたなら嬉しいです。ルパン三世グッバイパートナーについて思うことがあれば下のコメントボックスから投稿お待ちしております!
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